レヴォーグ - コンチネンタル プレミアムコンタクト6(少しの乗ってみた)
コンチネンタル プレミアムコンタクト6に変えてから、少し走らせてみたので感じたことを書いてみます。
https://www.continental-tire.jp/car/tires/car/summer-plt/premiumcontact6
乗り心地
かなりマイルドになりました。
ダンロップ SP SPORT MAXX 050のころに比べて、路面の小さな凹凸による振動がかなり減りました。
同じ道なのに、平らに再舗装された後のような感じがあります。大きな入力も角が取れた感じになりました。
騒音
かなり減りました。これまで後ろに座っている妻の声が聞こえにくく何度か聞き返すことが多かったのですが、タイヤを変えてから、聞き返すことがほとんどなくなりました。
スピーカーの音量も今までより低めに設定できているので、騒音レベルは確実に下がっていると感じています。
ハンドリング
まだ試していないのでノーコメントです。
加速
ストップからの加速や、交差点での加速がとても軽くなりました。
これは私だけでなく、妻も感じているのでプラシーボではなさそうです。
恐らく転がり抵抗が低くなったこと、タイヤが軽いことが理由でしょうか。
かなり運転しやすくなりました。
その他
タイヤのトレッド面を触ってみると、前のタイヤと比べてかなり柔らかいです。
また、トレッドを押すと、指にゴムがくっつく感触があります。
ゴムによる摩擦のほかに、粘着力もあるのかな?
この特性が乗り心地とハイグリップを両立させているのでしょうか。
トレッドが柔らかいと摩耗も早くなりそうですが。。。
レヴォーグ - コンチネンタル プレミアムコンタクト6
コンチネンタル プレミアムコンタクト6を購入しましたが、ネットに余り情報がなかったので、コンチネンタルにしたいなぁと思っている人の参考になればと思い、記事にしてみました。
この記事に書かれていることは、個人の感想となりますので、責任は負いかねます。
目次
きっかけ
純正タイヤのダンロップ SP SPORT MAXX 050は、既に4万キロ以上走っており、買い替えが必要だったのと、中津スバルの濃いスバリストに贈る情報 でコンチネンタルタイヤをかなり押していたので、次のタイヤに使ってみようかなと思っていました。
そんな時に、右フロントタイヤがパンクするという事件が起きたので、迷わずコンチネンタルタイヤを選びました。
SP SPORT MAXX 050は、ダンロップのハイパフォーマンスタイヤのフラグシップだけあってグリップ高く、ウェット性能も高く普段使いには全く問題のないタイヤです。
強いて言うと、以下の3点が気になっていました。
- 路面の凹凸を結構感じる (悪いことではないですが。。。)
- 雨の日の高速走行でアスファルトの種類によっては、横滑りのような感覚が少しある
- 走行ノイズが比較的大きい
特に2と3は、次のタイヤで解消したいなと思っていたところでした。
2は、ハイドロプレーニング現象が起きているとは思いませんが、比較的、排水性の低いアスファルトに入ったときに、直線で想定しているラインから車体全体が若干ズレるのが怖くてしかたないです。多めの水が来ると排水が間に合わないのでしょうか。
3は純粋に快適性を高めたい感じですね。
そんな時に、右フロントタイヤがパンクしてしまったので、これを機にコンチネンタル購入へ一気に傾きました。
モデル
最終的には2017年7月発表のコンチネンタル プレミアムコンタクト6を選びました。
理由は、サイズがなかったから…笑
うちの車は、スバル レヴォーグ 1.6GTなので、215/50R17を履いています。
純正タイヤはダンロップ SP SPORT MAXX 050で、一応ダンロップのハイパフォーマンスタイヤの中でフラグシップに相当するタイヤです。第2世代のダンロップ SP SPORT MAXX 050+は、なぜか輸入車専用モデルに格上げ?されています。(これを第2世代と言っていいのかわかりませんが…)
コンチネンタルで同等の性能以上となると以下の3モデルあたりかなと思っています。
- スポーツコンタクト
- プレミアムコンタクト
- マックスコンタクト
快適性という面では、スポーツコンタクトは合致せず、実質プレミアムコンタクトかマックスコンタクトなのですが、マックスコンタクトに215/50R17の設定がありませんでした。
外周長が近いところであれば235/55R17などの選択肢もあったのですが、価格が高くなるのが嫌だったので、プレミアムコンタクト一択となりました。
プレミアムコンタクトは、スポーツタイヤであるコンチスポーツコンタクト5の後継として開発され、ハイパフォーマンス/コンフォートであるコンチプレミアムコンタクト5の長所も融合させたモデルです。コンチスポーツコンタクト5と比べて全体的に性能が上がっています。
一点、耐ハイドロプレーニング性能が5%落ちていますが、時速200kmからのフルブレーキングを想定した場合の性能差とのことなので、日本で使う分には問題なさそうです。
価格/製造年月
1本2万2千円でタイヤ代が88000円
タイヤ交換が、持ち込みで8800円
計 97600円
製造年月は、2018年14週でした。
ファーストインプレッション
まだ、一般道を数キロ走っただけですが、最初に感じたのは、以下の点です。
- 走行音が小さくなった。(周りの車の音や、ボディの共鳴音が気になるようになりました…)
- 路面の凹凸があまり感じなくなった(同じ道なのに、より平らな道のように感じます)
- ハンドルが軽い?よりクイックな感じになった?
プラシーボの部分も結構あると思うので、後で妻の感想も聞いてみようと思います。
今日はここまで。
Azure - サービスプリンシパルを使ってPoweshellスクリプトでAzureに自動ログインする その2
会社のPMP(Project Management Professional)の研修の準備と、研修でバタバタしてBlog更新ができませんでした(言い訳)
さて、今日は実際に証明書を使ってサービスプリンシパルを作成し、Azureに自動ログインしてみたいと思います。
自動ログインを実現する方法には、大きく2通りありますが、今回はよりセキュアな方法ということで 証明書 を使った方法を試そうと思います。
以前の記事はこちらから
edge.hateblo.jp
目次
Powershellを用意する
今回はAzureADに自動ログインさせるために、Azure Resouce Manager用のPowershellモジュール(以下AzureRM)が必要になります。
AzureRMのインストールは以下のリンクを参照してください。
証明書の確認
今回は証明書を新たに用意するのが面倒だったので、既存の証明書を使用するので、証明書の場所を確認します!*1
Powershellを実行するコンピューターでMMCを起動し、証明書(コンピューター)を開きます。ここに幾つか証明書があるので、今回は、証明書の個人ストアにある一番下のクライアント証明書を使ってサービスプリンシパルを作ってみようと思います。 *2
証明書を使ってサービスプリンシパルを作成する
- まずPowershellを起動し、AzureRMモジュールを読み込みます。
Import-module Azurerm
- 読み込みが完了したら、以下のコマンドを実行し、AzureADにログインをします。
** #AzureADにログインする(ポップアップがでます) ** Login-AzureRmAccount
- ローカルコンピューターの証明書ストアから、<<証明書のSubject名を入れる>>にマッチする証明書を抽出し変数に代入します。
$cert = $Thumbprint = (Get-ChildItem cert:LocalMachine\My\ | Where-Object {$_.Subject -match "<<証明書のSubject名を入れる>>" })
- 取得した証明書情報のフォーマットを変換します。
$keyValue = [System.Convert]::ToBase64String($cert.GetRawCertData())
- AzureADにサービスプリンシパルを作成する。-DisplayNameには任意の名称をつけます。この時、CertValueオプションとEnddate/Startdateオプションを使い証明書情報をAzureに送信します。
$sp = New-AzureRMADServicePrincipal -DisplayName "Powerhsell_Auto_logon" -CertValue $keyValue -EndDate $cert.NotAfter -StartDate cert.NotBefore
- 最後にアサインメントをして完了です
New-AzureRmRoleAssignment -RoleDefinitionName Contributor -ServicePrincipalName $sp.ApplicationId
- Azureポータルを確認すると、Powershell_Auto_logonというサービスプリンシパルが作成されていることが確認できました。
Powershellを使って自動ログインを試す
次にPowershellを使ってAzureVMの一覧を取得してみようと思います。
サービスプリンシパルがきちんと作成できていれば、パスワードを聞かれることなくAzureVMの一覧が入手できるはずですが、そう簡単にはイカないようです。
自動ログインしてコマンドを実行するには、証明書情報をAzureに教えて上げる必要があります。
そのおまじないが以下の構文です。
注意:今回コンピューター証明書を使ってサービスプリンシパルを作っているので、powershellは管理者として実行させてください
$Thumbprint = (Get-ChildItem cert:\CurrentUser\My\ | Where-Object {$_.Subject -match "<<サービスプリンシパル作成時に使った証明書のSubject名を入れる>>" }).Thumbprint Login-AzureRmAccount -ServicePrincipal -CertificateThumbprint $Thumbprint -ApplicationId "<<作成したサービスプリンシパルのアプリケーションIDを入れる>>" -TenantId "AzureポータルのテナントIDを入れる"
上記コマンド実行後に Get-AzurermVM を実行するとAzure上の仮想マシン一覧を取得できます。 パスワードの入力画面はありませんでしたね。
最後に
いかがでしょうか。この方法を使うことで、Powershell内部にパスワードやアカウント情報を記載しなくて良いので、人の異動などにも影響されず、もしスクリプトが盗まれた場合でも、証明書も一緒に盗まれない限り、他の場所からのログインもできません。
PowershellでAzureを管理したいと考えている皆さん、一度試してみてはいかがでしょうか。
次回は何をするの?
次回は、Office365に同様の方法でログインする方法を紹介したいと思います。 (Office365の自動ログイン方法をググってみたら、証明書を使った方法が全くヒットしなかったため。殆どの記事はパスワードを埋め込む方式でした…)
*1:本来はサービスプリンシパル用の証明書を内部CAから発行するほうがよいですが、今回はテストなので…
*2:証明書(ユーザー)でも大丈夫ですが、Powershellの実行アカウントを気にする必要があるので、今回はコンピューターを使いました。
Azure - テナント制御を使ってOffice365の個人利用を禁止する その1
企業でパプリッククラウドを使う際に問題の一つ。個人のアカウントでサービスにログインできてしまう問題を解決する方法についてまとめてみました。
目次
何が問題なの?
企業がOffice365などのパブリッククラウドサービスを導入した場合、社員は自分のPCなどからOffice365などにサインインしてメールなどを利用します。
例えばメールを利用する場合であれば、Outlookクライアントを使ったり、Outlook Web appを使ったり、スマートフォンで使ってアクセスしています。それらの方法の裏側ではOffice365のExchange onlineへの接続が行われています。
これまでもOffice365へのログインのセキュリティを高めるべく、企業はADFSなどのフェデレーション機能を使って、様々な対策を行ってきています。
- IPアドレス制限を使い自社のIPアドレス以外からの接続を拒否する
- クレームルールを使い、セキュリティポリシーや端末、ユーザーなどを制限し、無関係な接続を拒否する
上記の対応により、自社が許可した場所や端末からのみアクセスが許可されるようになったのですが、これのどこに問題があるのでしょうか。
それは、 自社内から個人のアカウントでもOffice365にログインできてしまう ということです。
*1
これは、Office365と言うサービスが一つのプラットフォーム上に企業のアカウントも個人のアカウントも一緒に管理していることが原因です。Office365側としては、アカウントとパスワードが正しければログインさせない理由はないので、ログインできてしまうというわけです。
Office365では、この企業や個人の契約単位をテナントと表現します。
ではどうするか?
そこで登場するのが、Azure ADの新機能*2である “テナント制御” です。
テナント制御すると何がいいの
テナント制御を実装することで、自社内から自社のテナント(契約)にのみログインさせることが可能となります。つまり、個人のアカウントに一切アクセスできなくなるということです。
この機能を実装することで企業は、クラウド利用の完全コントロールに大きく近づくことが可能となります。
引用:https://blogs.technet.microsoft.com/office365-tech-japan/2017/02/06/tenant-restrictions/
どうやってテナント制御するの
テナント制御の実態はHTTPヘッダーに記載された以下の2つの情報です。
Restrict-Access-To-Tenants: テナント名 Restrict-Access-Context: テナントID
上記の2つのヘッダー情報は、プロキシサーバーで挿入します。*3
通常、クラウドサービスへのアクセスはhttpsプロトコルとなりますので、SSLインターセプトが可能なプロキシサーバーが必要となってきます。
このあたりは、セキュリティを意識している企業であれば導入済みのはずなので、あまり敷居は高くなさそうですね。イメージとしてはこんな感じです。(即席で作ったので雑な絵ですいません…)
また、ヘッダーを挿入する パケット・ URL は以下の 3 つのみで大丈夫なようなのでプロキシ サーバーの負荷も軽減できそうです。
login.microsoftonline.com login.windows.net login.microsoft.com
上の図を見ると分かる人もいたかもしれませんが、この方法の良いところはHttpパケットに対して処理をしているという点です。つまり、Windows, Linux, Andoroid, iOSなど全ての端末に対応できるということです。
たった2つのヘッダーで数千台の端末を制御できる。それも 追加費用無し で。
ちなみに、この方法Office365だけでなくGoogle Appsなど他のSaaSアプリケーションでも使える方法なのです。
ちなみにOffice365でテナント制御を行うには以下の条件をクリアする必要があります。
- SSL インターセプトが行え、指定した URL に対して HTTP ヘッダーを挿入できるプロキシ サーバーがあること (サーバー証明書の実装含む)
- Office 365 テナント及び クライアント ソフトウェアで、Modern Authentication (先進認証/ADAL) が有効になっていること
- すべてのクライアントが本プロキシ サーバー経由で Office 365 に接続されること
注意点はある?
はいあります。httpプロトコルを使わないで認証を行うもの(例えばOutlookやSkypeのレガシー認証)は、テナント制御の管理外となってしまいます。*4
これらの製品を制御するためには、Modern Authentication (先進認証/ADAL) に対応したOffice製品が必要です。各OSの先進認証対応状況は下図の通りのようです。
引用:https://blogs.office.com/en-us/2015/11/19/updated-office-365-modern-authentication-public-preview/
これを見ると、殆ど全てのOSで先進認証対応となっているようです。
WindowsだけでなくiOS, AndoroidのOfficeクライアントでも先進認証が有効になっているのは凄いですね。
Windows Phoneの対応が遅れいるところは、Microsoftの戦略が如実にあらわれていて少し笑ってしまいました。
いかがでしょうか。テナント制御、結構使えそうではないですか?
次回は、テナント制御が本当に動くか、検証をしてみたいと思います。
関連ページ
Azure - Cloud App DiscoveryでPCがアクセスしたクラウドサービスを検出する その1 - たいちの何か
Azure - Cloud App DiscoveryでPCがアクセスしたクラウドサービスを検出する その2 - たいちの何か
Azure - Cloud App DiscoveryでPCがアクセスしたクラウドサービスを検出する その2
前回Cloud App DiscoveryをPCをにセットアップしてログを見てみましたが、その後1週間ほどログを収集して見たので、その結果をまとめます。
前回の記事 edge.hateblo.jp
目次
なんのログを収集したの?
FacebookやOnedriveなどインターネット上のSNSやストレージサービスなどへのアクセスログを収集しました。
Cloud App Discoveryのデータ収集範囲は、全てのクラウドアプリケーション としました。
全てのクラウドアプリケーションといってもAzureが対応しているものに限られますが、今日時点で1465個のクラウドアプリを認識できるようです。
代表的なものには、[twitter] [Facebook] [youtube]などがありました。
どうやってログを収集するの?
ログを収集したいPCやサーバーにAgentをインストールするだけです。
インストール時の設定は必要ありませんが、AgentをAzureポータルから入手する時に設定が必要になります。
具体的には、以下の3点です。
下記項目を決めた後に、Agentのダウンロードが可能になります。
- ログの収集ポリシー
- Deep Inspection (HTTPS通信もログ収集の対象とするか)
- Agentの自動アップデートを行うか
ログ収集ポリシー | 説明 |
---|---|
No notification or consent required | Web traffic monitoring will begin immediately and without notifying user.(ユーザへ通知せずにログ収集を開始する。) |
Require notification | Upon logon, the user will be notified that web traffic is monitored. The agent will only start collecting web traffic after the user acknowledges the notification.(ログオン後、ユーザにトラフィックが監視されていることを通知し、ユーザが認識した後にログ収集を開始する。) |
Require user consent | Upon logon, the user will be asked to approve data collection. The agent will only start collecting web traffic if the user selects ‘Approve’.(ログイン後、データ収集についてユーザが承認した場合のみ、ログ収集を開始する。) |
私は以下の設定でAgentをダウンロードしました。 Deep Inspectionについては、昨今Google検索やYahoo検索を始め、多くのサービスでHttps通信を強制している状況を鑑みるとHTTPSの通信も監視して降りたほうが良いと考え、設定をONにしました。
設定 | 値 |
---|---|
ログ収集ポリシー | No notification or consent required |
Deep Inspection | ON |
Autoupdate | ON |
収集結果
思った以上の情報が取得できました。
サービスはもとより、誰が、いつ、どこに、どの程度のデータを送受信したかまで詳細に表示されています。
これって結構すごいことなんじゃないかと思います。
Agentを入れるだけで、インターネットに接続されたPCから自動でAzure ADにログが送信され、自動で解析までしてくれる。
管理者が行うことは、Azure ADプレミアムを契約し、AgentをPCに配布/インストールするだけです。
Cloud App DiscveryはAzure ADプレミアムを契約すると、利用することができます。
多くのユーザはADFSなどの機能を使うためにAADプレミアムを契約している人も多いかと思います。
実はAADプレミアムにはいろんな機能がついているのですが、そのうち1−2個しか使っていないのが現状ではないでしょうか。
一人あたり数百円/月でも1000人いれば数十万円/月のコストになり、なんとなく割高感を感じている人も多いかと思います。
そういう人こそAzure ADプレミアムの使っていない機能に目を向けて見てはいかがでしょうか。
役に立つ機能が、すでに利用可能な状態となっていますよ。